節電の話もあってか、LED電球がよく話題になります。
そもそも節電以前から省電力を考えてリビングとか書斎の照明は
電球形蛍光灯にしています。LED電球が出てきてから、電球形蛍光灯
の話はさっぱりですが、一応こっちも白熱電球と比較して電力約20%程度
寿命もだいたい10倍近く延びます。
(一応、頻繁にオンオフするのには弱いのですが)
LEDが「すごく」良いとあちこちで言われているので、じゃぁ私も替えようかと
思って、よく見たらこの二つが大して変わらないんですね…。消費電力は
ほぼ同じ、寿命は公称3倍くらいですが本当にそこまで持つかは不明。
導入コストも3倍くらい違うので、費用対効果はほとんど同じに…。
一家にある電球を一気にLED化すると相当な出費になりますが、
電球形蛍光灯なら(特にまとめ買いすると)そんなに高くはなりません。
別に電球形蛍光灯の宣伝ではないのだけれど、この夏に向けて節電を
考えるようであれば、参考までに…。
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LEDの弱み
どうもご無沙汰です。
世間ではLEDがもてはやされていますが、LEDにもいくつかの欠点があります。
1)従来の電球型とちがって指向性が強いので、光が傘に反射することがない。結果として、反射分の光がなくなることとなり、暗く感じることがある。
2)LEDの品質が安定していないので、1年程度で切れるハズレロットに当たる確率が高め。
というわけで、蛍光灯タイプを買うというのはいい選択かもしれません。
僕の株仲間兼スロ仲間に東芝の技術員がいましてね。
まあ当然LEDの話をするわけですよ。
結論から言うと、「3年待て」らしいですよ。
本来LEDのポテンシャルは家庭用も業務用も
含めて、蛍光灯など比較するのもパカパカしい程の
アドバンテージを持っているとのことです。
具体的には、省電力、減熱、不可視分光調節(紫外線の非放出)、
耐久力、製造工程簡略化、輸送危機管理の容易化、
初期不良カット、販売管理年数増、色調調整の容易化、
などです。
で、唯一のデメリットであるコスト高は、
当然のことながら製造サイドの恣意的なものであり、
研究開発費の回収が完了するのにまああと3年くらいは
掛かるでしょう、ってことらしい。
企業戦略としては、最初から値段を下げてハードウェアごと
一斉にLEDに置換してしまう方向も考えたらしいんだけど、
現行生産品の工場稼働率や海外委託している分の発注コスト等の
大人の事情から踏み切れなかったのが現状だそうです。
うちは試しに読書用のスタンドライトをLEDにしてみましたが、
微妙な違和感がありますね。
指向性が強すぎて、影がはっきりと見えすぎるのです。
慣れるまでは、自分の指の影に結構戸惑いました。
ということで、待ちって感じですよね。
コストが下がるまで私は電球形蛍光灯のお世話になる日々が
続くことでしょう…。
ま、節電の話が良く出る今日この頃。
家計のためにも、電力低減のためにも
取り急ぎは電球形蛍光灯への移行がオススメ。